統一超商（プレジデント・チェーンストア）が展開するコンビニエンスストア「セブン－イレブン」のフローズンドリンク「思楽冰（スラーピー）」はこの夏、台湾全土で１日に56万杯を販売するという新記録を達成した。今年の販売目標である、前年比２倍増の１億杯は達成できる見通しだ。３日付工商時報が報じた。
セブン－イレブンによると、今年の夏はスラーピーの販売拡大を狙い、スイカ、マンゴー、レモンライムなどの新フレーバー商品を開発した。また、人気映画『トランスフォーマー』の限定グッズを購入できるキャンペーンなどにより、販売が２割成長したという。
２日には学生証提示と制服の着用で、スラーピーが無料になるイベントを実施、またスラーピー購入者に、日本のブランド「デビロック」などのキャラクターフィギュアを抽選でプレゼントするキャンペーンを開始し、ファンが行列を作った。
統一超商の上半期売上高は前年比0.8％増の499億2,100万台湾元（約1,400億円）、純利益は同0.9％増の19億4,900万元となった。
