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作成日：2009年9月7日_記事番号：T00017745
衣料・寝具の全家福、家具ブランド立ち上げへ
遠東紡織（ファーイースタン・テキスタイル）100％子会社で、衣料や寝具の販売を行う全家福（ファーイースタン・アパレル）の陳美楓副総経理は、新たに家具ブランドを自社で立ち上げ、遠東紡織グループのリソースを活用し、中国進出を視野に市場を開拓していく方針を明らかにした。７日付経済日報が伝えた。
陳副総経理は、「今年７月までの売上高は全体で小幅成長だが、ブランド事業部の寝具販売は上半期成長率が14％に達した」と述べた上で、家具市場への進出について、「消費者がインテリアを重視する傾向が強まっているため」と説明した。同社はこのほか、新たな男性向けカジュアルウエアなど代理ブランドの拡大も計画している。
遠東紡織の子会社として独立して８年の同社は、ブランド（自社・代理）事業と、中国鋼鉄（ＣＳＣ）や中華航空（チャイナエアライン）など大手企業向けの制服事業を中心に展開し、年間売上高はそれぞれ４億5,000万～５億元、３億5,000万元となっている。
