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作成日：2009年9月15日_記事番号：T00017918
香港富邦銀、東莞事務所に認可
富邦金融控股傘下の香港富邦銀行がこのほど、中国銀行業監督監理委員会（銀監会）より広東省東莞に代表事務所の設置認可を受けた。富邦グループが中国に事務所を設置するのは初めてで、台湾の金融機関としては９社目となる。15日付経済日報が報じた。
蔡明忠・富邦金控董事長は、「支店設置」と「中国金融機関への出資」の２点を中国戦略の柱とする考えを示しつつ、東莞事務所について支店戦略の重要な一歩だと語った。
支店設置は中国に進出した台湾企業、中国金融機関への出資は中国現地企業を顧客ターゲットとして想定しており、支店は東莞のような台湾企業が集中的に進出している都市に設置していく考えだ。中国の規定では、事務所の設置から２年後に支店への昇格が可能となる。
