メモリモジュール大手、威剛科技（Ａデータ・テクノロジー）は15日、インドの携帯電話キャリア最大手、バーティ・エアテルと長期の戦略提携契約を結び、バーティ・エアテルの販売網を通じてインドでメモリ製品の販売を開始すると発表した。16日付蘋果日報が報じた。
威剛は近年、新興市場への進出に積極的で、今年８月末に韓国とメキシコに子会社を設立、海外拠点は現在11カ所となっている。陳立白董事長は「バーティ・エアテルは億単位の契約者数とインド全土に広がる販売ルートを有しており、今回の提携はまさに強者連合だ」と語った。
市場調査機関、アイサプライ（iSuppli）によると、同社はメモリモジュールの世界シェアで２位となっている。陳董事長は、今年は世界市場開拓と自社ブランドの発展に尽力し、市場シェアを継続的に拡大していく意向を示した。
