ニュース
電子
作成日：2007年7月30日_記事番号：T00001797
群創光電、ベトナムに液晶パネル工場
群創光電（イノルックス・ディスプレイ）の段行建総経理は27日、ベトナム北部のバクニン省クエボ工業団地に第５世代の薄膜トランジスター（ＴＦＴ）液晶パネル工場を新設する方針を明らかにした。同社は液晶テレビ市場からディスプレイ市場へ軸足を移し、主要顧客のベトナム進出に対応していく。28日付経済日報が伝えた。
群創は中国への液晶パネル関連投資が規制される中、制約を受けないベトナム進出を選択した。同社は来年初めに新竹科学工業園区の竹南基地に第６世代の液晶パネル工場を建設する予定だが、パネル自給率は目標の40％に遠く及ばないのが現状だ。
同社は今年の液晶モニター出荷台数を世界２位の2,700万台と見込む。来年は液晶パネル500万～600万枚を外部調達し、3,500万～3,800万台を出荷したい考え。2009年には4,500万台の出荷を目指す。
