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作成日：2009年10月1日_記事番号：T00018278
愛之味の新董事長、陳哲芳氏が昇任
耐斯企業集団（ナイスグループ）傘下の食品大手、愛之味は30日、高齢で健康面の不安を抱える陳鏡村・前董事長（ナイスグループ創業者）が退任し、同氏の弟で副董事長の陳哲芳氏が董事長に昇任したと発表した。１日付経済日報が報じた。
陳哲芳・新董事長にとって当面の最重要課題は、大中華圏での販売ルート拡大のための資金調達で、特別株か転換社債発行による第三者割当増資を実施することとなる。市場では以前から、中国やシンガポールの食品大手など、外資が出資に応じるとの観測が出ている。
また、陳鏡村・前董事長は以前より経営から手を引いて静養しており、これまでも陳哲芳・前副董事長らが意思決定を行っていたとして、今回の董事長交代で経営に大きな変化はないと経済日報は指摘している。
