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作成日：2009年10月1日_記事番号：T00018285
電子ペーパーのＰＶＩ、米企業買収条件を上乗せ
電子ペーパーメーカーの元太科技（ＰＶＩ）は30日、米国の材料メーカー、イーインクの全株式、関連技術、特許権を２億1,500万米ドルで取得するとした当初の合意内容に条件の上乗せを行い、ＰＶＩの株価が一定水準に達するたびに、イーインク株主に対し、ＰＶＩ株を最大１億2,000万株を付与すると発表した。当初合意の成立時に比べ、業績見通しが改善したことを反映し、合意内容を見直した格好だ。
ＰＶＩは自社株価が50台湾元（約140円）に達した段階で、イーインク株主にＰＶＩ株3,000万株を付与し、その後株価が10元値上がりするたびに、80元到達時を上限として、3,000万株ずつを追加付与する。発行株式は特別株でロックアップ（売却禁止）制限が付くが、株価が一定価格に達した段階で、普通株への転換を認める。
