中央銀行の５日発表によると、９月末の外貨準備高は3,322億3,900万米ドルで、前月より68億2,200万米ドル増加し、10カ月連続で過去最高を更新した。世界ランキングは依然、中国、日本、ロシアに次ぐ４位だが、ロシアとの差は352億6,100万米ドルと、前月の269億米ドルから広がった。６日付蘋果日報が報じた。
外貨準備高が増加した理由について、中央銀行外匯局の林孫源局長は、海外からの資金流入に加え、ユーロおよび日本円が対米ドルで上昇したことを挙げた。
なお、ロシアの外貨準備高は、単月ベースで152億米ドル増加した。林局長は原油価格の上昇や、海外からの資金流入の増加を要因として挙げた。
