台塑集団（台湾プラスチックグループ）の主要４社が５日発表した９月の合計売上高は、石化製品価格の落ち込みを受けて前月比10.6％減、前年同月比34.8％減の993億6,000万台湾元（約2,755億円）となった。第３四半期通期では前期比9.2％増の3,237億8,000万元。６日付経済日報などが報じた。
各社の９月売上高は、▽台湾塑膠工業（フォルモサ・プラスチックス、台塑）、126億7,000万元（前月比10.5％減）▽台塑石化（フォルモサ・ペトロケミカル）、554億3,000万元（同9.0％減）▽南亜塑膠工業（南亜プラスチック）、136億6,000万元（同13.0％減）▽台湾化学繊維（フォルモサ・ケミカルズ＆ファイバー、台化）、175億9,000万元（同13.2％減）──で、全社が減収となった。
