液晶パネル大手の奇美電子（ＣＭＯ）の９月の連結売上高は301億6,100万元（約830億円）で、前月比1.47％減、前年比0.21％減となった。第３四半期の売上高は、前期比27.3％増の894億3,000万元。９日付電子時報が報じた。
９月のパネル出荷量は、大型パネルで前月比0.9％増の732万4,000枚、中小型パネルは9.92％増の1,608万3,000枚だった。第３四半期のパネル出荷量は、大型パネルで2,166万4,000枚と前期比13.23％拡大し、２四半期連続で過去最高を記録した。中小型パネルは33.4％増の4,719万1,000枚となった。
９月にパネル出荷が増加したものの、減収となった原因について、液晶モニター用パネルの需要が低下したことなどを同紙は挙げている。
また、群創光電（イノルックス・ディスプレイ）の９月売上高は前月比3.71％増、前年同月比12.73％増の165億9,800万元となった。
