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米メットライフ、台湾撤退を検討か


ニュース 金融 作成日:2009年10月12日_記事番号:T00018477

米メットライフ、台湾撤退を検討か

 
 米保険大手メトロポリタン・ライフ・インシュアランス(メットライフ)が、台湾子会社の大都会国際人寿を売却し、台湾市場から撤退するとの情報が流れている。早ければ10月末にも売却入札が実施される可能性がある。10日付経済日報が伝えた。

 台湾では外資系保険会社の撤退が相次いでおり、ING、プルデンシャル、エイゴン、現在売却入札を進めている米AIG系の南山人寿に続き5例目となる。

 メットライフは1988年に台湾に進出し、契約者数は40万人、有効保険契約件数は100万件以上に達する。消息筋によると、メットライフはアジア事業の重点を中国にシフトすることを決め、台湾事業の売却入札に向け、既にJPモルガン・チェースに関連業務を委託したもようだ。

 報道によれば、中国信託金融控股(中信金控)、仏カーディフなど3社がメットライフの台湾子会社買収に関心を示しており、売却金額は1億~2億米ドルが見込まれている。