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作成日：2009年10月12日_記事番号：T00018490
メディアテック、ＭＳソフト採用のモジュールを来年投入
ＩＣ設計最大手の聯発科技（メディアテック）は、マイクロソフト（ＭＳ）のＯＳ（基本ソフト）のWindows Mobile（ウィンドウズ・モバイル）を採用したスマートフォン用セットモジュールを来年初めに安価で投入する構えだ。12日付工商時報が伝えた。
同社が開発しているのは第2.75世代（2.75G）スマートフォン向けのセットモジュールで、チップモジュール「ＭＴ6516」、アプリケーション・プロセッサー、2.8インチのＱＶＧＡ（320×240ピクセル）抵抗薄膜式タッチパネル、200万画素のデジタルカメラなどを含み、単価を90米ドル前後に抑えた。同チップを採用したメーカーの完成品は価格が100米ドル余りとなる見通しで、第３世代（３Ｇ）機種の半額以下となる。中国の山寨機（ノーブランド携帯）に大量の採用が見込めるため、同社の業績に大きく貢献しそうだ。
