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鉄鋼・金属
作成日：2009年10月13日_記事番号：T00018520
豊興の台湾向け鉄筋価格、400元引き下げ
豊興鋼鉄は12日、原料となるスクラップ鋼の国際価格下落に伴い、今週の鉄筋価格を１トン当たり400台湾元（約1,115円）引き下げることを決めた。値下げ後の価格は、同１万6,700元、実際の取引価格は１万6,200元となる。台湾域内向け鉄筋価格の引き下げは２週連続で、南部の海光企業も追随するとみられる。13日付工商時報が報じた。
また豊興は、スクラップ鋼買い取り価格も１トン当たり300元引き下げ、同9,400元とした。実際の買い取り価格は１万元前後。
鉄筋メーカーによると最近、台湾の鉄筋市場では取引が不調となる中、国際スクラップ価格が１トン10～15米ドル下落しており、原料コストの変動を鉄筋価格に反映させざるを得なくなったという。
