台北市内の観光拠点で、今年上半期に最も多くの観光客を集めたのは、台湾民主紀念館（旧中正紀念堂）で延べ631万人だった。昨年同期の532万人からは17.7％増。２位を圧倒的に引き離しての１位だが、このうち大部分に当たる604万人が３月の台北ランタンフェスティバルで訪れており、イベントの人気にあやかった結果となった。
台北市主計処が１日発表した市内の観光地概況によると、上半期は計34カ所の主要観光拠点に延べ1,844万人が訪れた。台湾民主紀念館に次ぐ２位は陽明山公園で延べ211万人。昨年同期の223万人からは9.4％の減少となった。３位は故宮博物院で、57.6％増の164万人。２日付聯合報が報じた。
