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作成日：2009年10月19日_記事番号：T00018652
長庚医院、北京に中国第２拠点設立か
台塑集団（台湾プラスチックスグループ）傘下の長庚紀念医院は、アモイに続く中国２カ所目となる病院を北京に建設することが確定したもようだ。来年内の着工、2013年の運営開始が見込まれている。19日付経済日報が北京晩報の報道などを引用し伝えた。
経済日報によると、長庚紀念医院の北京拠点「清華長庚医院」は、台プラグループが資金を提供し、中国・清華大学医学院が運営に当たる予定。同大は同病院の設立準備室とみられる「清華大学医院建設準備指揮部」を校内に設置し、今年３月と８月に、業務経験のある看護師や新卒者を対象に人材募集を行ったという。
同病院は北京地下鉄・天通苑駅そばの約10ヘクタールの敷地のうち、約８ヘクタールを建設用地として見込んでいる。総工費12億人民元（約160億円）、ベッド数1,000床以上の規模となるもようだ。外来診療のほか臨床研究、実習教育なども行う計画だ。
なお、台プラグループはこの計画について、対外的には情報を公開していない。
