新光三越百貨は22日、台北信義新天地の４店舗で周年慶（創業祭）セールをスタートした。初日の来客数は25万人、売上高は前年比５％増の５億2,000万台湾元（約14億6,000万円）と創業12年で過去最高を達成した。同社は創業祭全体の売上高も、既に同セールの始まっている他店舗と合わせ156億～160億元の過去最高を目指す。23日付経済日報が伝えた。
当日は終日小雨が続いたにもかかわらず好業績となったことについて周宝文・同社販促部経理は、今年は昨年より特価商品が多い上、人気の高いハローキティグッズを来店プレゼント（会員向けや消費金額に応じて贈呈）としているのがセールスポイントになった説明した。また、４日分として用意した２万組の化粧品特売セットは、１日で１万組が売れたという。
同社によると、既にセールを終えた台北南西店では前年比９％増の20億9,000万元の売上高を記録、セール中の台中店も前年比22％増と好調だ。
