ノートパソコンの需要拡大で、第４世代、第５世代の液晶パネル生産が追いつかず、年内は供給不足状態が続く見通しだ。市場調査会社のディスプレイ・リサーチは、ノートパソコン用液晶パネルの価格は毎月５米ドル程度値上がりする可能性があり、14.1インチ、15.4インチの主力製品は120米ドルまで上昇すると予測した。２日付工商時報が伝えた。
液晶パネル業界関係者は「14.1インチ、15.4インチの液晶パネルは供給は20％不足しており、第５世代の生産ラインの能力からみて、品薄は第４四半期まで続く」との認識を示した。
ディスプレイ・リサーチによると、全世界のノートパソコンの通年出荷量は当初予想の9,400万～9,500万台を上回り、１億台に達する見通しだ。
