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作成日：2009年10月27日_記事番号：T00018830
メディアテック、インド通信最大手から受注か
27日付工商時報によると、ＩＣ設計最大手の聯発科技（メディアテック）は、第２世代目となるIEEE 802.16e規格に準拠したWiMAX（ワイマックス）通信向けチップをインドの通信最大手、バーラト・サンチャル・ニガム（ＢＳＮＬ）から受注したもようだ。ＢＳＮＬはWiMAX事業に10億米ドル以上の投資を予定しており、事実であればメディアテックの業績へのWiMAXチップの貢献度は軽視できないものとなると証券会社は指摘した。
メディアテックはこの観測に対し「WiMAX通信向けチップは新興市場を主要ターゲットとする見込みだが、現時点で正式に出荷を開始していない顧客については話せない」とコメント。同社のWiMAXチップは現在、大衆電信（FITEL）と、マレーシアの無線ブロードバンド通信事業者、グリーンパケットからの受注が決まっていると説明した。
なお、ＢＳＮＬは既に2007年に８都市でWiMAXの実験ネットワークを構築し、将来的にインド全国に広げていく方針だ。
