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作成日：2009年11月4日_記事番号：T00018993
高級ブランド、消費回復で積極展開
消費者の購買意欲に回復が見られることから、高級ブランドが出店計画を積極化している。バッグなど革製品の米有名ブランド、コーチ（COACH）は３日、台北市の太平洋そごう百貨復興館に台湾初となる「ブリーカー」ラインのコンセプトショップをオープン。ディオールとシャネルも今月、高雄市・漢神百貨の店舗を新装オープンする。業界関係者によると、今年の百貨店の創業祭セールでは、各社とも業績が大幅成長となるほか、高級ブランド品も20～30％の成長が見込まれるという。４日付工商時報が伝えた。
コーチの新ショップは、ニューヨークのブリーカーストリートをイメージし、温かみのある内装となっている。アジアで25個限定のハンドバッグ「マディソン・オプアート・チェインリンク・オードリー」は既に予約完売となったという。
６日にＶＩＰ向けプレオープン、12日に正式オープンを迎える漢神百貨のディオールは、パリのモンマルトル大通りの店を再現したデザインとなっている。漢神百貨では創業祭前にグッチやイヴ・サンローラン、ヴァレンティノといったブランドも出店したばかりだ。
