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作成日：2009年11月19日_記事番号：T00019337
ＡＵＯ、中国工場新設を検討
友達光電（ＡＵＯ）蘇州の陳世昆総経理はこのほど、中国で新工場の建設を検討していると明かした。設置場所は、地元政府の全面的なバックアップが得られ、関連産業のサプライチェーンが整備されていることを条件に決定するという。19日付経済日報が伝えた。
陳総経理によると、中国はＡＵＯの液晶パネル出荷枚数全体の24％を占め、ますます重要な市場となってきている。今後、中国が世界一の液晶テレビ市場となることを視野に、ＡＵＯも投資規模を拡大する構えだ。
市場調査会社、ディスプレイサーチは、中国の液晶テレビ市場の今年の規模を、当初予測の2,500万台から2,700万台に上方修正する予定だ。さらに来年は3,300万～3,500万台、2011年には世界最大の市場となる予測で、中国地場および外資のパネル各社による工場新設の動きが伝えられている。
