華泰大飯店の陳炯福副董事長は22日、米国のアウトレットモール開発グループ、ＴＯＣ（The Outlet Company）との提携で、台湾最大のアウトレットモールを展開すると表明した。20億台湾元（約54億円）を投じ、2011年下半期にオープンの予定。候補地として基隆、宜蘭、桃園、新竹、苗栗などを検討している。23日付蘋果日報などが伝えた。
アウトレットモールでは高級ブランド品を取り扱い、レストランなどの飲食施設も備える。ＴＯＣはニューヨーク、東京、大阪などでアウトレットモールを展開しており、ＴＯＣとの提携によって国際的なブランド100店舗を呼び込めるとしている。ＴＯＣとの契約は24日を予定している。
陳副董事長は、台湾は高級ブランド品の消費力が高いことや、台湾を訪れる中国人観光客などの集客が見込めるため、今後の成長に期待ができるとしている。
