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作成日：2009年12月4日_記事番号：T00019645
ＴＳＭＣ、モーテック中国昆山工場を視察か
４日付経済日報は市場の観測を基に、台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）が、太陽電池最大手、茂迪科技（モーテック・インダストリーズ）の中国江蘇省・昆山工場を視察したと伝えた。ＴＳＭＣはかねてより太陽エネルギー産業に参入する動きを見せており、先月末にもモーテック買収の観測が出たばかり。さらに３日には買収価格が１株当たり150台湾元（約410円）となるとの観測も流れた。ただ両社は同日、こうした観測に「ノーコメント」と回答した。
一方、モーテックは太陽電池最大手であり、昆山工場は中国市場で業界のモデル工場とみなされているため、近隣の地方政府などからも多く視察団が訪れているという。このため、業界では「ＴＳＭＣが業界参入に向けた情報収集のために視察しても何ら不思議ではなく、合併と関係があるとは限らない」との見方も出ている。
