ドラッグストアの屈臣氏（ワトソンズ）は、不景気による消費低迷を受けて低価格プライベートブランド（ＰＢ）商品の展開を積極化している。現在500品目に及ぶＰＢ商品の売上高は全体の１割近くを占めるまでに成長して好調ぶりを示している。７日付工商時報が伝えた。
ワトソンズは独占販売ブランドにも注力しており、韓国系のハンスキン（HANSKIN）やミシャ（MISSHA）など10ブランドで売上高の約８％を占める。同社は来年もＰＢ商品と独占販売ブランドの販売を重点的に展開する方針だ。また来年は景気回復を見込み30店舗を増設して全体で430店舗に、2012年には500店舗まで拡大する計画だ。
一方、統一集団傘下のドラッグストアチェーン、康是美（コスメッド）もＰＢブランド商品を積極的に開発し、取り扱い数は236品目に上っている。
