中国鉄鋼（中鋼）が７日発表した11月売上高は、前月比3.8％減、前年同月比20.2％増で、今年２番目に高い157億3,600万台湾元（約434億円）を記録した。８日付蘋果日報などが伝えた。
11月の鉄鋼生産量は前年同月比6.78％増の69万2,900トン、販売量は同20.2％増の70万5,200トンとなった。
中鋼は11月の前月比減収の原因について、10月に比べ輸出受注が減少したこと、および11月末に来年１～２月の台湾域内市場向け価格を発表したため、川下メーカーの間で価格動向を見極めるために事前の発注を控える動きが広がったことを挙げた。
