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作成日：2009年12月11日_記事番号：T00019805
ＴＳＭＣ11月売上高、今年２番目の水準
台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）が10日発表した11月売上高は前月比0.3％増、前年同月比46.9％増の300億2,200万台湾元（約821億3,000万円）で、今年２番目に高い数値となった。１～11月売上高は前年同期比17.1％減の2,641億8,800万元。11日付工商時報などが伝えた。
10月に続き売上高が300億元水準に達したことから、40ナノメートル製造プロセスの歩留まり率改善による業績への貢献がうかがえる。
アナリストによると売上高に占める先進プロセス製品（0.13マイクロメートルおよび、それ以下）の割合は67％で、このうち90ナノメートルは全体の18％、65ナノは31％、45／40ナノは４％に達する。
同社は第４四半期の目標売上高を前期比最大2.3％増の900億～920億元に置いている。10～11月の合計売上高が605億に達していることから、12月も10～11月水準が見込めれば、目標を達成できる見通しとなる。
