交通部数拠所の統計によると、12月１～10日の新車登録台数は、前年同期比169.9％増の9,014台、1～12月10日では同19.8％増の25万8,460台となった。排気量2,000cc以下の小型車に対する３万台湾元（約８万3,000円）の貨物税（物品税）減税措置の年末での打ち切りを前に、駆け込み需要がさらに強まっている。業界関係者は、12月の市場販売台数は３万5,000～４万台、通年では28万～28万5,000台に達すると予想している。12日付工商時報が報じた。
中華汽車工業、裕隆日産汽車、台湾ホンダ、福特六和汽車、台湾マツダなど大手各社の幹部によると、年内生産予定の新車は、既に予約が埋まっている状態だ。各社の納車待ちの台数は少ないメーカーで1,000～2,000台、トヨタの台湾総代理、和泰汽車では7,000～8,000台にも達する。
