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作成日：2007年8月9日_記事番号：T00001997
堤維西など４社、特許侵害判決に抗告
堤維西交通工業（ＴＹＣブラザーズ・インダストリアル）など自動車部品メーカー４社は８日、米フォードより小型トラック「Ｆ─150」のデザイン特許（意匠登録に相当）を侵害したとされた提訴で、米国際貿易委員会（ＩＴＣ）がフォード勝訴の裁定を下したことを受けて、抗告する方針を表明した。
４社は、堤維西および、帝宝工業（デポ・オートパーツ）、耿鼎企業（ゴードン・オート・ボディーパーツ）、昭輝実業（ＹＣＣ）。４社によると、Ｆ─150向け部品差し止めによる業績への影響はほとんどないが、今後こうした提訴が続く恐れがあるため、権益を守る必要があると抗告の理由を説明した。なお、国際大手自動車メーカーが下請けメーカーをデザイン特許侵害で訴えて勝訴したのは、今回が初めてのケースだという。９日付経済日報が報じた。
