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作成日：2009年12月21日_記事番号：T00019970
北投ロープウエー、建設中止の公算高まる
内政部営建署は、台北市が建設を計画している陽明山北投ロープウエーの着工が贈収賄事件の影響で４年近く遅れている問題で、市側に対し、当初ＢＯＴ（建設・運営・譲渡）方式による事業権を付与した儷山林休閒開発公司に建設させるか否かを２カ月以内に決定しなければ、計画を白紙化すると20日までに通告した。これにより、北投ロープウエーは、建設中止に追い込まれる可能性が高まった。21日付聯合報が伝えた。
葉世文営建署長は「これ以上先延ばしする場合は、計画審議を継続しない。開発計画は白紙に戻ることになる」と述べた。
台北市の陳永仁副秘書長は「文書を受け取った上で、儷山林との関係を維持するかどうか慎重に検討し、来年１月末までに回答する」と説明した。
また、同市の趙心屏報道官は「市としては儷山林からの再提案を待っている状況で、スケジュールをコントロールすることはできない」と語った。
