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作成日：2009年12月23日_記事番号：T00020048
サムスンのネットブック、来年ＡＳＵＳ抜き世界２位に
23日付電子時報がサムスン電子にノートパソコン部品を供給している台湾メーカーの予測を基に伝えたところによると、サムスンは2010年、ノートＰＣ出荷が1,000万台強に倍増し、そのうち主力の低価格ノートＰＣ（ネットブック）が700万～800万台に上る見通しだ。これにより来年ネットブック市場で600万台出荷を目標とする華碩電脳（ＡＳＵＳ）を追い抜き、1,200万台以上の出荷を見込む宏碁（エイサー）に迫ると予想されている。
サムスンのネットブックは、▽製品ポジショニングの的確さ▽大型キーボード▽長時間連続使用可能なバッテリ──などの特徴があり、これにより特に西欧市場で人気を呼んだと業界で分析されている。西欧市場では携帯電話と同様、通信キャリアとの契約によって安く買える販売手法を採用して成功し、同モデルを米国、アジア市場へも移植している。
サムスンが、来年は小幅成長にとどまるとみられるＡＳＵＳを抜き去り、世界２位に浮上すると予想されることについて、首位のエイサーも警戒感を強めているようだ。
