ノートパソコン受託製造大手の英業達（インベンテック）は22日開催の董事会で、中国での第２生産基地建設計画を決議した。23日付経済日報によると、大連市や、福建省の海峡西岸経済区（海西特区）も候補地として挙がっているが、重慶市での建設が濃厚なもようだ。
第２基地建設計画は、金額など詳細は未定。上海市浦東の５工場のうち既に４工場の受注が満杯のため、再来年の需要に備えたものだ。
ノートＰＣ業界は来年の見通しが良く、証券会社によるインベンテックの業績予測は、今年比12%増収、22％増益で、粗利益率は今年下半期の高水準を維持するとみられている。第２基地が操業を開始すれば、さらなる成長が見込める。
