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インターネット料金、近隣諸国より割高=消基会【表】


ニュース 電子 作成日:2009年12月24日_記事番号:T00020071

インターネット料金、近隣諸国より割高=消基会【表】

 
 中華民国消費者文教基金会(消基会)は23日、台湾はインターネット使用料金の所得に占める割合が、シンガポール、韓国、日本などの近隣諸国に比べて高いという調査結果を発表した。24日付自由時報などが伝えた。
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 消基会の調査報告によると、日本のヤフー!BBと中華電信の月額料金を比較した場合、ADSL(非対称デジタル加入者線)料金は、日本(8M/900K)で約1,163台湾元(約3,300円)、台湾(8M/640K)は約967元で、毎月の所得に占める割合を計算した場合、日本と比べ2.09倍高い。光ファイバーでは日本が200Mで約1,989元なのに対し、台湾は100Mで約2,200元と、通信速度が遅く高額という状況になっている。

 消基会は、インターネットサービス市場が中華電信の独占状態となっていることが主因だと指摘。通信行政を担当する国家通信伝播委員会(NCC)に対し、インターネットの月額料金を光ファイバーで1,300元、ADSLで500元までの引き下げを業者に求めるよう訴えた。