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海外代理母出産あっせん、6人を逮捕


ニュース 社会 作成日:2009年12月25日_記事番号:T00020089

海外代理母出産あっせん、6人を逮捕

 
 内政部警政署刑事警察局は24日、タイやベトナムなどで代理母による出産をあっせんし、不妊に悩む夫婦十数組から子ども1人当たり平均160万台湾元(約450万円)を受け取っていた組織を摘発し、6人を逮捕した。25日付自由時報が伝えた。

 容疑者らは、外国人女性を代理母としてあっせんするなどと宣伝し、インターネット上で代理母を求める夫婦を募っていた。代理母の学歴、体型、年齢、婚姻条件などを基に料金設定を変えていたという。

 同組織にあっせんを依頼した夫婦は事情聴取に対し、「台湾では代理母出産が合法化されていないため、インターネット上で知り合った組織のメンバーに依頼し、タイで人工授精を受けた」と証言した。

 依頼した不妊夫婦の中には、夫婦本人の精子、卵子を使用した例以外に、完全に他人の精子、卵子を使用したと話すケースもあったが、捜査当局は、代理母との金銭授受があれば人身売買罪に当たると判断している。