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ASUSの光ドライブ・液晶事業、存続の危機に


ニュース 電子 作成日:2010年1月4日_記事番号:T00020131

ASUSの光ドライブ・液晶事業、存続の危機に

 
 12月31日付電子時報によると、華碩電脳(ASUS)は、光ドライブ関連製品の出荷状況が思わしくないほか、液晶テレビや液晶モニター部門もいまだ赤字を脱しておらず、これら事業が存続の危機に直面しているとの観測が出ている。ASUSは、これら製品は現在も維持しており、経営状態も良好だとして、市場撤退の計画はないと観測を否定した。

 光ドライブ部門は、パイオニアとの提携を解消し、光機電事業処に名称変更した後、昨年上半期に従業員数を100人から20人まで縮小した。

 液晶テレビや液晶モニター部門も、市場競争が激しいため経営が軌道に乗らず、存続の是非について再検討を迫られている状態だ。

 このほか、スティック型のパソコンゲーム用ワイヤレスコントローラー「Eee Stick」の出荷も不調となっている。

 業界では、2010年にASUSが利益の大幅な向上を図るには、赤字部門の整理を進め、ノートPC、低価格ノートPC(ネットブック)、マザーボードにリソースを集中することが必須とみている。