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作成日：2010年1月5日_記事番号：T00020164
メディアテック、モトローラから受注獲得
５日付電子時報によると、ＩＣ設計最大手、聯発科技（メディアテック）がモトローラから携帯電話４機種向けにチップの受注を獲得した。受注規模は1,000万台水準とみられる。モトローラからの受注獲得は初めてで、ＬＧエレクトロニクスに続き世界大手５社のうち２社から受注を得たことになる。なお、メディアテックはノーコメントとしている。
チップを供給する４機種のうち、３機種は第2.5／2.75世代（2.5／2.75Ｇ）の低価格携帯電話、残る１機種は2.75Ｇのスマートフォンのもようだ。
市場関係者によると、モトローラの携帯電話の出荷台数は年間7,000万～8,000万台。メディアテックは昨年の携帯チップの出荷量が２億5,000万枚以上に上るため、今回の受注による業績への貢献は大きくないとみられる。
メディアテックは2.5／2.75Ｇ用チップで 世界的大手メーカーとなっており、低価格競争が激化する中、他の大手ブランドもメディアテックのチップを採用することは時間の問題と同紙は予測している。
