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作成日：2007年8月10日_記事番号：T00002018
「謝葉ペア」、ほぼ決定か
民進党の総統選挙候補者である謝長廷氏が、副総統候補の人選で蘇貞昌氏に傾いているという報道が相次ぎ、葉菊蘭前高雄代理市長とどちららが選ばれるか改めて注目されているが、10日付自由時報によると、葉氏でほぼ確定したもようだ。
謝氏は15日に台北市の「228紀念公園」で大型集会を開き、その場で「謝葉ペア」を発表する。同時に、台湾独立を叫んで1989年に焼身自殺を遂げた葉氏の亡夫、鄭南榕氏の理念を継いで、族群（エスニックグループ）の和解を促すことを強調するという。
謝氏が副総統候補を発表する15日を前に、蘇氏を推すグループと葉氏グループはそれぞれ選出に向けた運動に力を入れている。中南部の蘇氏の支持者はこの２日間、勢力の糾合のために集まりを持つ。一方、葉氏支持者らもメディアに「客家の娘、葉菊蘭を副総統に」という広告を出して気勢を上げている。
