光電関連製品大手、光宝科技（ライトン・テクノロジー）の昨年12月の連結売上高は、前月比２％増、前年同月比32％増の96億6,000万台湾元（約282億3,000万円）で、昨年の単月最高を記録した。昨年第４四半期の連結売上高は前期比８％増、前年同期比13％増の285億6,000万元で、四半期ベースでも昨年最高を記録した。８日付電子時報が伝えた。
同社は業績好調の理由について、各部門の出荷量増加を挙げた。主力の電源アダプタなどの製品で前年比20％増、発光ダイオード（ＬＥＤ）は67％増となった。
また、キーボードなど入力装置部門の昨年12月売上高は過去最高を記録し、映像事業部の多機能事務機製品は35％の成長となった。
今年第１四半期の見通しについて同社は、春節（旧正月）の影響で出荷量が減少するものの、前期比10％以内の減少にとどまると予測している。
