呉敦義行政院長は９日、中山高速公路（国道１号、基隆～高雄）とフォルモサ高速公路（国道３号、基隆～屏東）を高雄～屏東間で結ぶ快速道路、台88線（省道高雄～潮州線）と高雄港を結び、さらにその支線が高雄国際空港（高雄小港空港）まで延びる高速道路「国道７号」の建設計画が近くまとまることを明らかにした。総工費は700億～800億台湾元（約2,040億～2,300億円）の見通しだ。９日付中央社が報じた。
高雄港洲際コンテナセンター第１期工事を視察した呉敦義行政院長。高雄港の貨物取扱量はかつての世界ランキング３位から10位に転落しており、高雄の活性化に向け、中央と地方政府の協力が急務だと指摘した（９日＝中央社）
国道７号の敷設によって、高雄港の物流がさらに効率化され、高雄港自由貿易港区の発展や、より多くの企業誘致が期待される。
