９日付工商時報が報じたところによると、円高および原材料価格上昇の影響で、日産車およびマツダ車の販売価格が春節（旧正月）明けに値上げされるもようだ。これについて台湾マツダの陸彦瑞執行長（ＣＥＯ）は、「当社は３月に全シリーズの車種で値上げを行う。上げ幅は３～５％になる」と語った。日産も既に、関係ディーラーに対し値上げを通知したとされる。
台中国際オートショーで展示された三菱の「ランサー・スポーツバック・ラリーアート」（８日＝中央社）
その他外国車では、ボルボの総代理店、台湾富豪汽車も値上げを予定している一方、ランドローバーは追随しない考えだ。
また、台中水ナン経貿園区開発予定地（ナンはさんずいに南）で８日、台中国際新車大展（台中国際オートショー）が開幕した。台湾マツダ、裕隆日産汽車、三菱車を生産する中華汽車工業など、台湾内外から20社が今年の新モデルを出展しているが、特に太子汽車工業傘下の勝栄汽車工業が中国・奇瑞汽車と提携して生産したモデルが初めて公開され、注目を集めている。
