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エイサーのQ4ノート出荷台数、過去最高の1千万台突破も【図】


ニュース 電子 作成日:2010年1月12日_記事番号:T00020316

エイサーのQ4ノート出荷台数、過去最高の1千万台突破も【図】

 
 宏碁(エイサー)の昨年第4四半期のノートパソコン出荷台数は、1,000万台を超えて単期として過去最高を達成したもようだ。また、同期連結売上高も過去最高となった第3四半期(1,676億台湾元、約4,852億円)を上回り、ジャンフランコ・ランチ執行長(CEO)の予測どおり過去最高を再更新するとみられる。12日付工商時報が証券会社の予測を基に伝えた。
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 同社は12月連結売上高をまだ発表していないが、クリスマスシーズン向け需要が好調だったことにより11月を上回ると幹部は語っている。第4四半期はこのほか、マイクロソフトの新OS(基本ソフト)「ウインドウズセブン(Windows7)」発売も業績を後押しした。証券会社によるとエイサーの09年通年のノートPC出荷台数は、3,300万~3,400万台とみられる。

 なお、ランチ執行長によると、今年第1四半期の連結売上高は、季節要因により前期比15%減となる予測だが、通年のノートPC出荷台数は3割増の4,000万台を目指し、ヒューレット・パッカード(HP)を超えて世界シェア首位を狙う。特に超薄型機種に注力し、インテルのモバイル向けプラットフォーム「カルペラ(Calpella)」搭載の新機種を上半期中に「秘密兵器」として投入するとみられる。