ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

奇美電の09年赤字、過去最悪の339億元


ニュース 電子 作成日:2010年1月14日_記事番号:T00020375

奇美電の09年赤字、過去最悪の339億元

 
 奇美電子(CMO)が13日発表した財務報告によると、2009年の純損失は339億1,000万台湾元(約975億円)と、同社設立以来、最悪の赤字となった。1株当たり純損失は4.78元。14日付経済日報が伝えた。

 アナリストによると、同社は昨年第4四半期、米国より科された反トラスト法違反の罰金約77億元や子会社の損失処理により純損失は107億1,000万元に上った。同社は昨年第3四半期に51億元の純利益を計上しており、第4四半期も本業では黒字だったとみられるが、業務外損失が大きかったもようだ。

 奇美電を合併する群創光電(イノルックス・ディスプレイ)の2009年の売上高は1,635億4,800万元。純損失は23億7,300万元、1株当たり純損失は0.74元だった。同時に合併される統宝光電(トポリー・オプトエレクトロニクス)は純損失が30億4,300万元、1株当たり純損失は1.4元だった。