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作成日：2010年1月15日_記事番号：T00020408
ＴＳＭＣ、米ＬＥＤメーカーの増資引き受け
台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）は14日までに、傘下の投資会社ベンチャーテク・アライアンス（ＶＴＡＦ）を通じ、米発光ダイオード（ＬＥＤ）大手のブリッジラックスが実施した5,000万米ドルの増資の一部を引き受けたことを明らかにした。ＴＳＭＣは詳細についてはコメントを避けている。15日付工商時報が伝えた。
ＶＴＡＦは2008年にブリッジラックスに出資し、取締役を派遣している。ＴＳＭＣの昨年の年次報告書によれば、ブリッジラックスに対する持ち株比率は３％だった。今回の追加出資はＬＥＤ事業を強化するＴＳＭＣの方針に沿ったもので、業界ではＴＳＭＣがエピタキシャル基板事業への参入を視野に入れているとの見方もある。
ブリッジラックスはＬＥＤ照明メーカーで、今回の増資は技術開発、世界的な生産設備拡張などが目的と説明している。
