ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

自動車部品の関税緊急引き下げ、半年延長


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年1月18日_記事番号:T00020430

自動車部品の関税緊急引き下げ、半年延長

 
 財政部関税司は15日、自動車部品23品目に対する輸入関税の緊急引き下げ措置を1月1日にさかのぼり、今年6月まで延長すると発表した。関税司は「半年延長後の再延長はしない」と明言した。16日付工商時報が伝えた。

 対象品目のうち、規定税率が15%(エアバック関連部品など)の場合は8%に、その他は税率を一律半分に引き下げる。財政部は経済部工業局が金融危機を受け発表した自動車産業政策に呼応し、昨年5月25日から昨年末までの時限措置として、自動車部品23品目の税率を半分に引き下げていた。

 同措置の延長をめぐっては、財政部や学識者が反対していたが、昨年の自動車販売台数が伸びたとはいえ、まだ市場は不安定だとする工業局の意見を受け入れ、半年間の延長が決まった。

 関税司関係者は「23品目は大半が日本規格の部品で、台湾では生産されていない。財政部としては、工業局に措置は長期化させず、半年後に必ず打ち切る意向を伝えてある」と説明した。