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自動車メーカー、コスト抑制に苦闘


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年1月19日_記事番号:T00020456

自動車メーカー、コスト抑制に苦闘

 
 自動車メーカー各社は、鉄鋼など原料価格上昇や、円相場の高止まりによるコスト増の懸念から、今年は調達経費やマーケティング、広告費などの抑制で5~10%の経費削減を目指している。19日付工商時報が伝えた。

 裕隆集団は傘下の裕隆汽車、裕隆日産汽車、中華汽車工業の3社について、原料や部品の共同調達でコスト削減に取り組む。同集団は今年初めに部品サプライヤーに対し、オファー価格2~5%の引き下げを求めた。また、広告およびマーケティング費などは実際の販売台数に応じた予算を組む。

 トヨタ自動車の台湾総代理、和泰汽車は、広告およびマーケティング費を前年比で5%削減する。トヨタ車製造の国瑞汽車は、部品メーカーの生産効率向上に協力し、コスト減に結び付けたい考えだ。

 福特六和汽車と三陽工業(SYM)は、前年比でコスト10%削減を目標とし、部品サプライヤーにも2~5%の価格引き下げを求めた。