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台プラ4社、今年の業績成長を楽観


ニュース 石油・化学 作成日:2010年1月19日_記事番号:T00020458

台プラ4社、今年の業績成長を楽観

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)主要4社の経営陣は18日の会合で、今年の業績について「国際原油価格が安定して推移しさえすれば、成長は楽観的」との共通認識を示した。19日付蘋果日報が伝えた。

 王文淵集団総裁は「現在進めているベトナム製鉄所建設、および第6ナフサ分解プラント(六軽、雲林県麦寮)第5期拡張計画の重要投資2項目が、将来の成長をけん引する」と強調した。

 台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)の李志村董事長は、「今年、生産能力拡張の予定はないが、稼働率上昇で売上高も成長する」と予測。

 南亜塑膠(南亜プラスチック)の呉欽仁董事長は、「銅箔基板(CCL)の生産能力拡張と稼働率上昇により前年比で増収となる」と語った。

 台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)の洪福源総経理は、m-キシレン(MX)年産10万トンとイソプロピルアルコール(IPA)同15万トンの両生産ラインの量産開始などが増収につながるとしており、台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)も、製油所の稼働率上昇や昨年稼働した基礎油工場が軌道に乗ることから、業績見通しは前年より良いとしている。