20日付工商時報によると、鴻海精密工業が年初に支給した春節（旧正月）ボーナス（年末賞与＋業績報奨金）の支給月数が、基本給の5.7～７カ月に上ったもようだ。昨年は平均２カ月だった。昨年の同社業績は、世界金融危機の影響を受けて目標の３割増収こそ達成できなかったものの、不況の中で増益を実現し、ボーナス増額で従業員に報いた形だ。同社は今年、尾牙（忘年会）の規模も拡大する。
なお、昨年のノートパソコン年間出荷台数で初めて首位に立った仁宝電脳工業（コンパル・エレクトロニクス）の許勝雄董事長も先ごろ、今年の春節ボーナスを前回から１カ月分引き上げ、基本給の３カ月以上とすると表明した。
