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作成日：2010年1月20日_記事番号：T00020493
エイサー、「12年にＰＣ世界首位」宣言
宏碁（エイサー）の王振堂董事長とジャンフランコ・ランチ総経理は、先週末ローマで開催した世界各地の幹部を集めた新年会議で、「2012年に世界パソコン市場で首位を目指す」との目標を宣言した。20日付経済日報が伝えた。
市場調査機関ガートナーの最新統計によると、同社の昨年のＰＣ出荷台数は世界シェア13％に上り、デルを抜いて２位となったが、首位のヒューレット・パッカード（ＨＰ）19.3％とはまだ６ポイント以上の差がある。同社は12年にＨＰを抜き、デスクトップおよびノートＰＣを含めたＰＣ市場で世界首位を目指す方針だ。
王董事長は幹部らに対し、「今年はノートＰＣで世界首位を奪う。王者に相応しい誇りを持とう」と呼び掛けた。
王董事長はまた、「ＩＣＴ（情報通信技術）分野は、通信とＰＣが融合したスマートフォンのようなハイブリッド化が進んでおり、当社はこの商機獲得に積極的に取り組む」という方針も語った。
