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ウィストロン、今年はノートPC以外が大躍進


ニュース 電子 作成日:2010年1月22日_記事番号:T00020553

ウィストロン、今年はノートPC以外が大躍進

 
 ノートパソコン受託生産3位の緯創資通(ウィストロン)は今年、スマートフォン、液晶テレビ、デスクトップパソコン、モニターなどノートPC以外の製品が大幅に成長し、ノートPCの伸び悩みをカバーできそうだ。ノートPC出荷は前年比16%増の3,000万台にとどまり、売上構成比は70%以下まで縮小する見通しだ。22日付電子時報が報じた。

 スマートフォンは今年、昨年第4四半期から出荷を開始した「ブラックベリー」を手掛けるリサーチ・イン・モーション(RIM)向けが90%以上を占め、全体で300万~600万台の出荷を見込む。昨年の数十万台と比べると、大幅な成長を達成する予測だ。

 液晶テレビは今年、既存顧客からの受注拡大や、新規顧客の確保が期待でき、昨年の2倍、500万台の出荷を見込む。

 デスクトップも今年、850万台以上と昨年400万台の2倍以上となる見通し。オールインワン(モニター一体型、AIO)PC出荷は月10万台、年間100万台を狙う。

 昨年黒字転換したモニター部門では今年、前年比40%成長の1,100万台が目標だ。