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LED価格にQ2下落予測、エピスターは否定【図】


ニュース 電子 作成日:2010年1月27日_記事番号:T00020644

LED価格にQ2下落予測、エピスターは否定【図】

 
 発光ダイオード(LED)業界の市場調査機関LED insideは26日、「液晶テレビ向けバックライト用LED製品は、各社の生産ライン拡大で第2四半期以降に価格下落圧力が生じる」との予測を示した。ただ、これに対しLED大手、晶元光電(エピスター)の張世賢副総経理は「供給過剰や価格下落圧力など聞いたことがない」と強く否定した。27日付蘋果日報が伝えた。
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 LED insideによると、昨年第4四半期はバックライト向けや照明製品の出荷が順調で、価格はバックライト向けで1~3%の小幅下落となった以外は安定していた。今年第1四半期も同様の状況が続くが、第2四半期から供給が増えることで価格下落圧力が目立ってくるとの予測だ。

 一方、エピスターの張総経理は、「新たな生産ラインは同時に操業を開始するわけではなく、供給が増えても市場成長は続いている。現在フル稼働で対応している受注状況からみても、全く圧力は感じられない」と説明。同社は今年、30~40%の生産能力拡張を予定しているが、通年にわたりフル稼働が続くとの予想を示した。