中小型パネルメーカーの勝華科技（ウィンテック）が10日、瀚宇彩晶（ハンスター）からＴＦＴ─ＬＣＤ（薄膜トランジスタ液晶ディスプレイ）の第３世代工場を90億台湾元（約324億円）で買収することを発表した。正式な売買の成立は、12月１日となる予定。
勝華は昨年９月に61億3,200万元で彩晶のＴＦＴパネル工場を買収しており、１年の間に２件目の工場買収となった。これまでＳＴＮ生産ラインしか持っていなかった勝華はＴＦＴパネル工場の獲得によって製品の幅が広がり、彩晶も大型パネルに注力することができる。11日付経済日報が伝えた。
