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作成日：2010年2月1日_記事番号：T00020713
ＡＵＯ、エム・セテックの増資引き受け
友達光電（ＡＵＯ）は１月29日、太陽光発電用シリコンウエハーを生産する子会社、エム・セテック（東京都台東区）の150億円の増資を引き受けることを董事会で決議した。エム・セテックは生産能力の倍増を計画しており、ＡＵＯへの売り上げ貢献が期待されている。１月30日付経済日報が報じた。
ＡＵＯはこれまでに170億円を投資し、エム・セテックの株式71.67％を取得している。今回の増資で累計投資額は320億円に達する。エム・セテックは福島県相馬市の多結晶シリコン第２工場が近く完成し、生産能力は年3,000トンから7,000トンに拡大する予定だ。同社の多結晶シリコンは光電気変換効率が業界でも高水準の20％以上に達する。
ＡＵＯの陳来助執行長（ＣＥＯ）は、太陽電池などの新規事業からの売り上げ貢献が今年は100億～200億台湾元（約282億～563億円）に達するとの見通しを明らかにした。
